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パニック障害って何? 私のケース。

私が初めてそうだろうと思う症状が出たのは今から25年ほど前の こと。 その頃はパニック障害というものがあまり知られていなかったと思 います。

 最初に違和感を感じたのは食べ物を飲み込みにくくなったという事 がありました。のどに何か詰まっているような違和感を感じ、 ちょっと苦しいなぁくらいのものでした。 そのまま何の事なく夜に家でのんびりTVを見ていた時だったので すが、だんだん気になりだし、あれ?やっぱりのどに違和感が・・ ・。そしたら息苦しくなり、 吸っても吸っても息をしている実感がなく、 たんが絡んで水を飲んでも、 のどが詰まった感じの時間が続きその感覚は無くならず、 あれあれと思っているうちに首を絞められているかのように苦しく 、心臓がバクバク(心拍数は200越え)で、 手足の指先が冷たくなりました。

まさにパニックです。 親に救急車をよんでもらい夜間診療で点滴をしてもらい、 別日に精密検査をしましょうと言われ帰りました。後日、 色々な検査をしてもらいました。 人間ドックくらいの項目は検査したと思います。

ただ、ここでは何の異常もなく(持病で慢性鼻炎はありました)

検査結果では超絶健康ですと医者も首をかしげ、 様子を見ましょうと言われ納得は出来ないまま。

いやいやでもね、 息ができなくて死にそうになりましたよって訴えましたが原因は分 からず、当時は誰も分かってくれないし、気が弱いんじゃないの? とか気のせいでしょ?とか言われていてこの病気はなんだ‼とモヤ モヤしていました。

それもそのはずで1990年代ごろの日本ではこの病気についての 研究をしている先生が他の専門家にそんなものは無いといわれてい たこともあったそうです。

そんなこんなで初めてパニック障害が起こった時から1年ほど色々 な病院に行きましたが結果行きついたところは心療内科で、 パニック障害ではないかという診断がつきます。

そこでデパス(エチゾラム)という薬を処方してもらうことになり ます。 パニック障害に悩んでいる人は一度は聞いたことがあるのではない でしょうか?

デパス(エチゾラム)という薬はいわゆる抗不安剤で睡眠導入や筋 弛緩の効果もあります。

私の場合、首がしまったように感じていたのがすごく楽になり、 生活も何ともなく過ごせていました。ただ10年ほど前からこの薬 は効果が強いが効果時間は短いと言われていて、 そうなると薬がすぐに身体から抜けてしまうので服薬する回数が多 くなり、 すごく依存性の高い薬とういうことで一度にもらえる量が少なくな りました。

私は今のところパニック発作に関してはあまり出なくなりましたが 薬は時折飲んでいます。

今思うと鼻炎やのどに絡むたんから過呼吸になり、 息ができないと感じ出すと余計に気になって症状が悪化するという ものだと解釈しています。

この病気が厄介なのは、 体は正常なのに頭ではこのまま死んでしまうんではないかという恐 怖に襲われることが繰り返されるのです。

「脳では息ができていないと勘違いをする→ 実際は息ができている→身体に影響が出る」

これが一番の苦しみで、 不安と恐怖で正常ではいられなくなってしまうというのが大変な病 気です。

(もちろん症状は人によって異なると思います)

ちなみに最近発見がありました。 コロナ過でパルスオキシメーター(血中酸素飽和濃度測定器) を測れる機器がちょっと話題になったので買ってみたところ、 パニック発作にちょっと役立っています。 まあ暗示的なものなので絶対に当てはまるとは限りませんが、 血中酸素飽和濃度が数字で表示されるため問題ないと自分に言い聞 かせることができるのでパニック発作になりそうなときにチョチョ ッと測り数値をみて、大丈夫と思えるようになり、 それ以上ひどくなるのを押さえれたこともありました。 そんなに高価なものでもないので一度試してみる価値はあるかなぁ と思っています。

 

現在も色々研究も進んでいるみたいですが確信をつくものはまだな いそうなので、のんびりと付き合っていくしかなさそうです。